牛用飼料専用工場
新入社員研修後、牛用飼料専用工場に配属となり6年間勤務した後、中央操作室に異動になりました。
2年間中央操作室で勤めた後、再度牛用飼料専用工場に異動となり現在に至ります。
本工場と比べると牛用飼料専用工場のほうがコンパクトですが、その分全体を把握しやすく学びやすいことも多いかなと思っています。
昨年から班長を任命され、牛用飼料専用工場全体を任されていますので、責任感を感じ、今はやりがいを実感しています。
班のメンバーはまだ経験が浅いので、より自分がしっかりしなければという思いで毎日励んでいます。
私は現在牛用飼料専用工場の班長として勤務しています。
牛用飼料専用工場は本工場で製造された基礎飼料をコンベアで取り入れ、ペレットやフレーク加工し、更にはマッシュ&フレーク、ペレット&フレーク、バルキーといった牛用飼料特有の配合飼料をつくります。
牛はもともと草食動物で第1胃から第4胃の4つの胃を持っていて、第1胃~第3胃の間を反すうさせながら、草に含まれた繊維質を発酵・分解して体内に吸収できる栄養分に変え、人間の胃と同じ働きをする第4胃で消化・吸収します。草食動物である牛に穀物主体の配合飼料を給与することになりますので、出来る限り嗜好性が高く、消化・吸収の良い形状にするため、マッシュ&フレークやペレット&フレーク加工を施しています。
加熱して出来上がった製品の熱を冷ますドライヤークーラーという設備があるのですが、異なる銘柄製造に切り替える際は装置を開けて中に製品が残っていないか、必ず毎回、目視確認をします。
ファクトリーオートメーション(FA)により自動化されているところが多いのですが、大事なところは必ず自分の目でチェックすることを厳守徹底しています。